本日の細田学園高校ブログはTMF大会についてお伝えします。
2021年2月15日(月)第1学年・第2学年生徒全員参加のTMF大会が行われました。
例年は志木市民会館パルシティで発表が行われるのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の対策で各クラスでの視聴となりました。
この大会は細田学園高等学校のキャリア教育の大きな柱となるTMFの1年間の取り組みの総まとめとなるイベントです!
※TMF(Thinking about My Future, 未来研究大会)
この大会には、1年生3チーム、2年生3チームの計6チームが出場しました。
各学年ともに、クラスの中で選ばれた代表チームのうち、さらに学年内での選考を勝ち抜いた3チームが発表しました!
どのチームも、優勝を目指して、工夫を凝らしたハイレベルなプレゼンテーションを準備してきました!
では、大会の様子を見てみましょう。
まず、1年生のチームの発表を紹介します。
1年7組 「医療×メガネ」
1年7組は「医療×メガネ」というテーマで発表を行いました。患者の状況が一目でわかるメガネを開発し、コロナ禍における医療従事者の方々の負担を減らそうという提案です。
1年4組 「ナノテクノロジー」
1年4組は「ナノテクノロジー」というテーマで発表を行いました。ナノテクノロジーという物質をナノメートルの構造で制御する技術を用いて、癌治療を促進したり、次世代型の空中都市を実現しようという提案です。
1年9組「空気から水を作る」
1年9組は「空気から水を作る」というテーマで発表しました。空気中の水分を利用して飲料水を作るというもので、発展途上国などの水資源の乏しい地域で簡単に飲料水が手に入るようにしたいという提案です。
次に2年生の発表を紹介します。
2年8組 「脳波と情報拡散」
2年8組は「脳波と情報拡散」というテーマで発表を行いました。脳波を利用して記憶の定着を改善したり、人の考えていることを直接読み取れるようになるという提案と、新技術が本当に人を幸せにするのかという問題提起がありました。技術を扱う人の道徳心が大切です。
2年4組 「意識伝達ロボット」
2年4組は「意識伝達ロボット」というテーマで発表を行いました。人手不足の医療現場の援助になるように、脳波で動かすロボットを開発しようという提案です。
2年3組 「Travel Space」
2年3組は「Travel Space」というテーマで発表を行いました。コロナ禍でなかなか旅行に行けない中、ARを活用したオンライン旅行のアプリを開発するという提案です。
発表が終了すると生徒・教員により投票が行われました。
生徒一人ひとりが投票権を持ち、1年生、2年生それぞれで一番良かった班(クラス)に投票しました。
投票の後,翌日の校内放送で結果発表が行われました。
いよいよお待ちかねの結果発表です。
気になる優勝は…
1年生 優勝 1年4組 「ナノテクノロジー」
2年生 優勝 2年3組 「Travel Space」
でした!!
優勝した各チームの皆さん、おめでとうございます!!
他のチーム発表も素晴らしい内容でした。
1年7組 「医療×メガネ」
1年9組「空気から水を作る」
2年8組 「脳波と情報拡散」
2年4組 「意識伝達ロボット」
司会進行を務めてくれた放送委員の2人
TMF担当の先生方
以上で、今年度のTMF大会は幕を閉じました。
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で様々な制約がありましたが、工夫を凝らし無事に発表を終えることができました!
大会に向けて、多くの生徒が毎日のように準備や発表練習をしてきました。
それだけ頑張って準備してきた発表には、高校生の発表とは思えないような素晴らしいものが多数ありました!
惜しくも大会に出場できなかった生徒たちも含めて、1年間のTMFのグループ活動では、皆で協力し合ってひとつの大きなものを創り出す良い経験ができたのではないでしょうか。この経験は、これからの人生で必ず役に立つはずです。活動に真剣に取り組んだ人ほど、それを実感することでしょう。
1年生は来年度のTMFのプログラムが待っています。2年生は最終学年となり自分の未来をしっかり考えて進路選択をすることでしょう。
今回の経験を活かし、さらなる高みを目指して、頑張っていってください!
posted by siraumekun at 11:37|
日記
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